各々で発生するコストは、以下のようになります。
コストとは、辞書によりますと 1. 値段・費用、 2. 生産原価・生産費 とあります。 コストの中身はと言いますと今迄御説明しましたように、人件費(単純なマンパワーではなくソフトを含んだもの)と材料費に分けられます。 また材料費も元を正せば人件費と素材の集まりなのです。としますと、この人件費をいかに上手に、いかに効率良く使うかがポイントになるのではないでしょうか。
コストとは、いくらかかると言うより、そのかけ方が問題だと思います。真のローコスト住宅とは単に安いと言うだけでなく、その余裕の少ない費用の中で適切なコスト配分をしたものであると考えられます。またレジデンスと言われる位のハイコスト住宅もその意味では同様です。ローコストはハイコストに比べ計画・構造・形・素材・設備等の選択の巾が狭いと言うだけで本質的な部分での差はありません。最終的にはコストパフォーマンス(費用対効果)の良い住まい、これが目標ではないでしょうか。ただ建築のコストパフォーマンスとは、車やラジカセなどの工業製品のそれと違い、スペックだけでは測ることの出来ないものです。それぞれの住まいで色々な答えがあります。そこが建築の面白さだと言えます。